羅臼の動物

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オジロワシ
流氷の季節を迎えると、知床・羅臼には沢山の鷲がやってきます。ヨ−ロッパからロシアのオホ−ツク海沿岸までのユ−ラシア大陸、カムチャッカ半島千島列島、樺太及び日本と広範囲に分布するオジロ鷲ですが、その数は最大5,000〜7,000つがいと見積もられレットデ−タブックでは準絶滅種に指定されている数少ない鷲です。北海道はオジロワシが多数渡来する越冬地としてだけでなく繁殖地としても極東の南限にあたる重要な地域です。毎年10つがいの分布密度が高く、一つの巣あたり巣立ち雛数も、巣立った幼鳥が一年目の冬を超えて生き延びた確立も70%を超え高くなっています。
オオワシ
オオワシは、ロシアの極東部だけで繁殖し世界中でも約5000羽前後しかいない世界的希少種です。越冬地もオホ−ック海と日本海周辺に限られていて、中でも知床とその周辺はオオワシの主要な越冬地になっています。世界的に分布が限られていて生息数が少ないワシですが、知床では多い年で2千羽以上のオオワシが集まり、全世界のオオワシの半数から3分の1が越冬していたことが確認されています。飛来の時期は1月中旬渡りの季節は3月中頃となり、大鷲、オジロ鷲が去ると日一日と日が長くなり、春が近ずく気配を感じる頃になります。
シマフクロウ
シマフクロウは、日本では北海道にだけ生息する最大のフクロウでかってコタンクルカムイ(村の守り神)と呼ばれ、全道に生息していましたが、現在では北海道中央、道東部を中心に100羽程度が生息していると推定され、絶滅のおそれの極めて高い
鳥類です。シマフクロウは、全世界で北海道と国後島、択捉島、サハリンの200羽余りが生息されるだけで、世界で最も絶滅が心配されている鳥類の一つです。残存個体群の半数を超える100羽余りが知床を中心とした北海道に生息しております。沿海地方方面に分布する亜種のマンシュウシマフクウを加えても、その数は1,000羽程度と推定されています。北海道でもかってはほぼ全域に生息しておりましたが、現在は東部及び中央部のごく一部の地域だけに生息しております。知床半島は、北海道全体の3分の1ほどが生息しており、他地域と比べて極端に生息密度が高くなっております。羅臼の主な河川にはひとつがいずつのシマフクロウガ営巣しているといわれております。
エゾシカ
最近は良く見掛けるエゾシカですが、私たちも身近になったのはここ15年位です。農地の拡張、道路の整備など人間の開発に伴い増加してきました。明治の大雪で絶滅したと思われる知床のエゾシカですが、最近は増加し町内の何処でも見られます。
明治の大雪で絶滅-昭和40年代から分散-50年代に増加。エゾシカもニホンジカ一種です.
日本に住むニホンジカは7種類。北海道にはエゾシカだけが住んでいます。ニホンジカの中では、、体も角も最大の種類で、雄は体重130sをこえるものもいます。近年分布が広がって北海道の全域に生息しておりますが、特に多いのは北海道東部です。最近シカとの交通事故が増加しています。平成4年には3頭だったのが平成10年には54頭に上っております。
エゾシマリス
頬袋にエサを目いっぱい詰め込んで膨らんだ顔は、 とても愛嬌がある。
そうやって毎日頻繁に巣穴にエサを運ぶ姿をみていると、頬袋は大変実用的で、運搬に役立つ必需品だということがよく分かる。
それにしても不思議なのは、詰め込んだまま餌をたべるとき、いっしょに飲み込んでしまわないのだろうか?
 背中にある5本の縞模様と、大きな目が愛らしいシマリス。日本では、北海道だけに生息しています。
 シマリスは、地中に穴を掘って巣を作りますが、毎年改良・拡大を加え、その長さは6m以上になることもあるそうです。トンネルの途中には、居室のほか食糧貯蔵室やトイレまで作られていて、なかなか快適なマイホームになっています。
 この穴の中で、シマリスは冬眠をします。その期間は、10月から4月ごろまでといいますから、何と1年の半分は冬眠をしているという、たいへんな寝ぼすけさんなのです。とは言っても、シマリスの冬眠はクマのように完全なものではなく、時々起き出して、貯蔵してある食糧を食べたり、トイレで排泄をしたりするそうですが…。
 
キタキツネ
北海道全域に広く分布する。アカギツネの一亜種。
本州や四国、九州にいる本土キツネより一回り大きく、背中の色が明るくだいだい色に近い。顎から腹にかけては白色。頭部中心にところどころ黒斑があり四肢の先が黒い固体が多い。尾の先は白い、大きな耳と長い尾が特徴。体重(4〜5sメス成獣)
                    (5〜6sオス成獣)長い脚や尾、鋭い歯はネズミやウサギなどの小型の動物を狩るのに適応した動物であることを物語って居る。ここ40年ほど前からキツネや犬を媒体としたエキノコックス寄生虫が人に感染しているが、山水などを不用意に飲まないように注意する必要がある。
クロテン
クロテンの外見を話しておこうか。「クロテンはロシア語ではソボリ、中国語でジャオ(貂)と呼ぶ。その身長は七〇センチ以上にはならないが、このうち二〇センチが尾である。頭部は円錐形で、尖った鼻、大きな耳、太い足、広い足裏、ふさふさした尾を持っている。胴長でがっちりした体格で、指先の鋭い爪で、苦労せずに、しかも早く木に駆け上ることができる。体をおおう毛は、密生した細くて短い和毛(にこげ)と、細くて長い毛からなっている。毛皮は密生して同じ色調であればあるほど美しいが、特に短い毛の青みがかった薄灰色がめだつほど素晴らしい。毛皮は短い和毛が明るく、長い毛がまばらになるほど価値が下がり、短毛と長毛ともに黒っぽくて、色が一様なほど価値が高くなる。最高のものは、背中が黒、鼻づらが白斑のある黒、ほおは白、首筋と脇腹が赤茶けた栗色、そして喉のオレンジ色が死後に青みがかる毛皮である。黒っぽい年をとったクロテンには、背中と脇腹に白い毛が多い。」
ミンク
羅臼では高島水産(春日町)で20年ほど前までミンクを飼育しておりましたが、今は廃業して水産会社に転向しているがその当時飼育していたのが逃げて野生化したんではないかと言われてる。

あの、毛皮で有名なミンクです、北海道では養殖個体が逃げ出し、各地で繁殖しているようです。
時々姿を見せてくれますが、たいていは一瞬ですので、写真に撮るのは至難の業です。泳ぎ(潜り)も達者で、ウグイやハナカジカなどの魚を捕まえるところが、観察されています。
 子どものミンクが外をうろつき始める6月から10月初めくらいにかけて、比較的よく姿を見せてくれます。

エゾタヌキ
タヌキは日本、中国、シベリア東部、インドシナ半島北部に分布しています。5つの亜種があり、北海道に分布するのはエゾタヌキと呼ばれています。体調50〜60p。背中は黄褐色で黒い刺し毛がある。顔、四肢、尾のふちが黒色、脚は短くて尾は太く、ずんぐりとした丸い体形をしています。タヌキは決まった場所に糞をするの「ためぐそ」の習性を持っています。
食性  タヌキは雑食性で、昆虫類や果実類のほか、ノネズミや魚、カエルなどの脊推動物も食べます。キツネは生肉を好みますが、タヌキは煮たものの方好きなようです。パン(甘いほうがすき)、ご飯果物、牛乳と何でも食べる。
タヌキは薄暗い森の中。キツネは明るく開けた草原やは畑のへり。と住み分けているようです。
ヒグマ  エゾヒグマ  キムンカムイ 山々の守り神
ヒグマはロシアや北アメリカに分布する大型の熊で
日本には北海道の全域に亜種エゾヒグマが分布しています。知床では、半島の基部から知床岬の突端まで全域で見られます。
日本最大  雄成獣200〜300s雌成獣100〜150sヒグマは、日本最大の陸上食肉類です。雄の方が雌よりも大きく、毛色は、明るい茶褐色から全身黒色のもの金毛のあるものまで様々です。
しばしば胸にツキノワグマのような白い模様も見られます。方の上の筋肉の盛り上がりと、長く湾曲した爪が特徴です。
トド
トドは非常に大型の海獣類として知られ、その雄大さとユーモラスな姿から比較的有名な海の哺乳類のひとつです。東は中部カリフォルニアから、西は北海道までの北太平洋に広く分布します。日本近海では冬〜春にかけて北海道に来遊しますが、まれに少数が青森県の太平洋沿岸に出現することもあります。
 とくにオスの体は非常に大きく、体長は約2〜3m、体重は1,000kg以上になります。メスはオスに比べると小さく、体長は約1.7〜2.5m、体重は300kg以下です。オスは全身褐色ですが、メスはやや淡い色をしています。
 スケトウダラ・ホッケ・ホテイウオなどの魚類やイカ・タコ類を食べます。繁殖はオスが15頭前後のメスを囲い込んだハレムを作り、メスはその中で交尾・出産・育児を行います。また、日本に来遊する個体群の母体はサハリン・千島の個体群で、日本では繁殖することはありません。
 1980年代以降、個体数の減少は北太平洋全域で急激におこっていて、1989年にはそれまでの約1/3の数になってしまったと考えられています。近年、日本に来遊する母体の個体群を含んだロシア海域の個体群は74%も減少して、13,300頭余りと推定されています。これは、拡大する漁業活動によって、魚類資源が減少していることが大きな原因とされています。また、漁業被害のために駆除されていることも原因のひとつであり、トドの保護には漁業との共存を考えなければなりません。
ゴマフアザラシ
母親が赤ちゃんの方に腹を向けて仰向けになると、赤ちゃんは母親の下腹部の、普段は突き出していない乳首を鼻先で探し当て、約10分間、左右の乳首から交互に母乳を吸います。

 飲み終わってしばらくは、ごろごろとしており、次第に眠りにつきます。授乳は一日8〜10回くらい、約3時間おきに行われています。
 生まれたときは全身が白い毛に覆われていましたが、2月下旬から抜け換わり始め、今では親と同じゴマ模様になっています。体重も約20kgまでになりました。
クラカケアザラシ
 背中に馬の鞍(くら)をかけたような模様がついていることに名前が由来するクラカケアザラシは、流氷が知床半島に接岸する厳冬期に流氷の上で繁殖し、春先に出産する。その後は外洋で過ごすため姿を見ることは難しく、流氷が解け始める春先が数少ない撮影のチャンス
羅臼の沖で出産し流氷と共に去っていく。
流氷の贈り物、冬から流氷が去るまで流氷観光船に乗って沖に出ると流氷の上に日向ぼっこをしている姿を見ることが出来る。
クリオネ
クリオネは北太平洋、北大西洋などの非常に冷たい地域に生息して流氷と共に北緯43度東経144度の羅臼にまで南下する。
クリオネは巻貝の一種で和名で「ハダカカメガイ」というが貝殻は持っていない。クリオネは流氷と移動し動物プランクトンやミジンウキマイマイ等を餌にしている。流氷は色々な生き物を育み流氷を中心とした食物連鎖が生まれている。
羅臼の海で助宗漁が豊漁続の時には沖で水中に真っ赤になるほど、クリオネが漂っていたと言う。
今は流氷と共に数が減ってしまい、さびしい限りである。
動物性のプランクトンの発生、食物連鎖を考えた時、クリオネは豊かな海の象徴でもある。
可愛い姿に心和む「流氷の天使」「氷の妖精」などと別名がつけられる由縁だろう。